洗面化粧台をリフォームしたいけれど、どれを選んだらいいのか悩んでいませんか?
毎日利用する洗面化粧台は、後悔なく選びたいですよね。
いざカタログを見てみると、高確率で候補に入ってくるのがLIXILとTOTOだと思います。
今回は、どちらも人気商品かつ、価格帯が10万円前後の
この2つにピックアップして特徴をご紹介していこうと思います!
また、リフォームする際のポイントについてもお話します!
■洗面化粧台人気ランキング
リフォーム産業新聞のリフォーム営業マン・プランナーが選ぶ設備建材「リフォーム大賞2021」の洗面化粧台部門の結果です。
1位:ルミシス(LIXIL)
2位:オフト(LIXIL)
3位:ピアラ(LIXIL)
4位:シーライン(Panasonic)
5位:L-CLASS(Panasonic
6位:L.C(LIXIL)
7位:オクターブ・オクターブスリム(TOTO)
8位:サクア(TOTO)
9位:エスクア(TOTO)
10位:エリーナ(タカラスタンダード)
参考文献:【リフォーム産業新聞】https://www.reform-online.jp/news/manufacturer/19247.php
以上が10位までの結果です!
今回注目するピアラとサクアは、3位と8位となっています。
どちらも10位以内にランクインする人気商品だということが分かりますね。
それでは、それぞれの特徴についてみていきましょう!
■LIXIL【ピアラ】の特徴
まずは、LIXILのピアラから見ていきましょう!
■ひろびろボウル
底が広くて大容量の「ひろびろボウル」は、バケツがすっぽりと入り水汲みや、衣類のつけ置き洗いがしやすいです。家事の効率が上がること間違いなしです。
片側に濡らしたくない物などを一時置き出来るドライパレットがあり、反対側にはコップや泡立てネットなど、濡れものを気兼ねなく置けるウェットパレットがあります。
■くるくる水栓
グースネック形状のデザインで、左右に180度動かすことができます。壁付水栓のため水栓まわりに汚れがたまりにくく、ホース収納式のため、ボウルのお掃除もラクラク。
また、無駄な給湯エネルギーを使わないようにする、エコハンドル機能が標準で付いています。水栓は2種類あり、シングルレバーシャワー水栓と寒い冬の季節や忙しい朝にハンドルをひねれば、すぐにお湯を使う事ができる即湯シングルレバーシャワー水栓から選ぶことができます。
■ミラーキャビネット
ピアラのミラーキャビネットは1面鏡、2面鏡、3面鏡から選択することができます。
3面鏡には豊富な収納スペースが設けられています。
棚の高さを自由に調整することが可能なトレイアレンジができ、5cm刻みで設置できるので、高さの違うものを効率よく収納することができます。
また、洗面化粧台の横にできがちなデッドスペースを解消するトールキャビネット/オープンランドリータイプが人気です。すき間を有効活用し、洗面用品や洗剤などの収納スペースにできます。
【ピアラの施工事例はこちら】
■TOTO【サクア】の特徴
続いて、TOTOのサクアの特徴を見ていきましょう!
■ひろびろ陶器ボウル
スクエア形状のシャープなボウルで深くて広い設計です。両サイドには物が置けるスペースがあるため、よく使用するものの一時置きに便利です。
陶器ボウルは、セフィオンテクトボウルになっています。陶器表面の凹凸が100万分の1mmのナノレベルで汚れが付きにくく落としやすい、TOTO独自の技術です。汚れを跳ね返し、サッとふくだけでキレイになります。
■エアインスウィング水栓
さまざまな使用シーンにあわせて、水栓の向きを前後左右に動かせます。子どもから大人まで、それぞれが使いやすい角度で使用できます。
広い範囲に吐水する「シャワー」と、気泡をふくんだやさしい「ソフト」の2種類の吐水パターンがあり、使用場面に合わせ切り替えが可能です。
また、シャワーホースを引き出して、ボウルの隅々までお掃除できるハンドシャワー式です。
■3Wayキャビネット
今までムダなスペースの原因となっていた排水管の配置や構造を見直し、TOTO独自の工夫によって、広い収納スペースを確保しました。
小物から高さのある物まで効率よく収納できます。ひと目でどこに何があるか分かるので、出し入れも簡単です。
ボウル下のデッドスペースを活用したストックポケットも標準で付いており、小物などのストック品を収納できます。
引き出しは静かに閉まるサイレントレール仕様になっており、音や衝撃を防ぐほか、お子様が指を挟んでしまう事故の防止にもなります。
■きれい除菌水(オプション)
きれい除菌水とは、水に含まれる塩化物イオンを電気分解して作られる除菌成分(次亜塩素酸)を含む水です。ボタン1つで除菌水がでてきます。
排水口のほか、歯ブラシの洗浄機能もあります。 使用後に「きれい除菌水」を排水口や歯ブラシにふきかけることで、気になる汚れを抑制し、キレイを長持ちさせてくれるTOTOの独自技術です。
【サクアの施工事例はこちら】
■ピアラとサクアの違い
【ピアラ】
【サクア】
大きな違いは、選べる間口サイズや洗面ボウルの材質などです。
LIXILの間口サイズは、コンパクトな500㎜と中級価格帯では珍しい900㎜があります。
洗面ボウルの材質は、TOTOは陶器製のため、お手入れがとても楽になります!TOTOの独自技術であるセフィオンテクトが汚れを付きにくく落としやすくしてくれます。
ただし、物を落とした時などの衝撃で割れてしまう可能性があります。
LIXILの洗面ボウルは、継ぎ目が少なくお掃除しやすい樹脂製です!陶器製のものと比べて物を落とした時の衝撃に強いです。
水栓のデザインも大きく変わるので、人によって好みが分かれるかもしれません。
■施工日数
お水を止めさせていただくお時間が、数時間あります。
※状況により前後する場合がございます。
■洗面化粧台の高さ
使用する人の身長を考慮しないと、洗面化粧台の高さが合わなくて腰が痛くなったり、洗顔や洗髪の際に床が水浸しになってしまう可能性があります。
大体の洗面化粧台は、上記の高さから選択することができます。
750㎜は身長155㎝位の方、800㎜は身長165㎝位の方、850㎜は身長170㎝位の方におすすめの高さです。
家族の身長を考慮して高さを選びましょう!
■内装
既設の洗面化粧台のサイズが、新しく取り付ける洗面化粧台のサイズより小さい場合、壁や床の日焼け跡などが出てきてしまう可能性があります。
一度取り付けてしまってからの内装工事では、脱着の費用がかかり、無駄なお金が発生してしまいます。
予算を抑えるために洗面化粧台だけ取替えたいとお考えの方もいらっしゃると思います。もちろん本体取替のみでもキレイで快適になりますが「洗面化粧台だけがきれいで浮いて見える...」「やっぱり内装もやればよかった...」と後悔してからは遅いです。毎日使用する場所なので、内装も一緒に検討することがおすすめです!
また壁紙には、消臭・抗菌・防汚・調湿などいろいろな機能がついているものもあります。機能性壁紙でお手入れを楽にし、快適な空間にすることも可能です。
■まとめ
今回は、「ピアラ」と「サクア」をご紹介させていただきましたが、どちらも人気商品でそれぞれに魅力があります。
実際に使用場面を想像してみたり、何が譲れないポイントなのかなど、優先順位をはっきりさせて選ぶのが良いでしょう。
ライフスタイルに合った後悔しない洗面リフォームをしましょう!