スイッチをつけ忘れて後悔するキッチン設備と言えば?
それはレンジフード(換気扇)です。
ある日、私はカップラーメンを食べようとお湯を沸かしました。
お湯を沸かすだけだからレンジフードは付けなくてもいいかな〜?と思い、無精をしてスイッチをいれませんでした。ここまではよくある展開です。しかし私はふと思いつきました。ラーメンを食べるなら野菜炒めも欲しいなと。
冷蔵庫からニンニクの芽とニラ、豚肉を取り出し、中華なべにゴマ油を回し入れ、軽快にジャッジャッと炒めました。
さて、何が起きたでしょう?
そう、部屋中に料理のにおいがついてしまったのです!
急いでレンジフードを付けましたが時すでに遅し。ダイニングの隣の部屋にあるソファにまで美味しそうなにおいがついてしまいました。
私は思いました。自分の失敗を棚にあげ、ぐぬぬとレンジフードを睨みつけました。
コンロをつけたと同時に勝手にレンジフードが動いてくれたら!と。
特に最近のシロッコファンタイプのレンジフード(換気扇)は静かです。テレビや音楽が聞こえる状態ですと、スイッチをつけ忘れますし消し忘れます。
何か良い方法が無いかな〜って思いませんか?
実はこれもリフォームで簡単に、1日で解決できちゃいます!
レンジフードとは?
レンジフードとは、ガスコンロのすぐ上に設置された換気扇と、その換気扇に被さるように設置された「覆い(フード)」のことです。
換気扇が金属製のフードで覆われていることにより、調理時に出る蒸気や匂いが換気扇に誘導されやすくなり、効率的に排煙ができる仕組みになっています。
連動機能、そのメリットは?
キッチン廻りの機器は日々進化していますが、レンジフードも加熱機器(ガスコンロ ・IH)と連動した便利な商品があります。
赤外線で自動的にレンジフードをコントロールできる!
コンロの火は目に見えるから消すことが出来ても、レンジフードはどうしても忘れがちです。
ビルトインコンロ連動タイプのレンジフードなら、コンロを点火すると、レンジフードが自動的にON、消火すると3分後にOFF、換気が停止します。
スイッチの消し忘れがなくなるので、節電にもなります。
IHクッキングヒーターなら見た目もスッキリ
IHクッキングヒーターとレンジフードの組み合わせなら、見た目もスッキリします。
調理状況に応じたおまかせ自動運転など、お料理が一層快適になる機能も。
レンジフード連動IHクッキングヒーター特長 Panasonic
レンジフード連動 ガスコンロ or IHクッキングヒーター、そのデメリットは?
便利なレンジフード連動式のガスコンロ or IHクッキングヒーター。しかしデメリットがないわけではありません。
◆レンジフードと加熱機器、両方取り変える必要がある場合が多い
レンジフードと加熱機器(ガスコンロ ・ IH)を連動させるには、レンジフード・加熱機器ともに換気連動タイプで、且つ、同じ周波数である必要があります。
加熱機器・レンジフードのどちらかが連動タイプでなかったり、連動タイプでも周波数が違うと連動しません。
どちらか片方を新しくして周波数を合わせるということも、むずかしい場合があります。
◆距離や間口を合わせる必要がある
レンジフードと加熱機器の距離が離れすぎている場合、信号がうまく送れない場合があります。
また、機器同士の間口を合わせないと、おまかせ自動運転等の便利機能がうまく使えなくなる可能性があります。
まとめ
レンジフードと加熱機器(ガスコンロ・ IH)、片方だけ取り変える場合は連動させることはむずかしいですが、両方取り替える場合はチャンスです。
連動させれば調理の時、レンジフードそのものを操作しなくても良くなるので、衛生的にキッチンを使うことができます。調理中につけ忘れに気が付いて、レンジフードに手をのばそうとしたら服に火がつきそうになった、そんなうっかり事故も防げます。
ぜひ、安全のため光熱費の節約のため、設置を考えてみてはいかがでしょうか?