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さて、今回のテーマは「キッチンリフォームのポイント」です。
1、なぜキッチンを取り替えるのかです。
今使っているキッチンが壊れてしまった、もしくは価格重視のリフォームでは、先にリフォーム会社を決めて、予算に合うキッチン商品の提案を受ける方がスムーズに進むでしょう。
一方、自分好みのキッチン空間を作りたいという方には、まずどんなキッチンにしたいか、どんな空間を作りたいかを決めてから、リフォーム会社を決めたほうが、満足度の高いキッチンリフォームができるでしょう。
家事導線が考えられている、使い勝手の良いキッチンにするだけで、毎日楽しく過ごせるようになります。
デザインはそれぞれ好みがありますが、キッチンリフォームポイントは導線設計にあります。
お客様の家族構成や、ライフスタイルなどを考慮し、作業効率・導線設計を考える事で、使いやすいキッチンにリフォームする事が出来ます。
2、商品の決定
リフォーム会社が決まり、キッチン商品の選定を行いましょう。
色々なキッチンを見るために、ショールームに足を運び自分自身が、これが良いという
キッチンに出会いましょう。選ぶ基準は何でもいいと思います。
例えば、 この色が良い 収納が使いやすそう 絶対この水栓が良い など
メーカーにより、様々なこだわり、特徴がありますが、最初のうちに1つの商品に絞ることにより、その後の打ち合わせがスムーズになり、キッチンの関連商品に目を向けることができるようになり、使い勝手の良い、理想のキッチンリフォームに近づけるからです。
3、担当者との打ち合わせ
キッチンが決まり、後はどんな風になるか、どのように取り付けられるかの、打ち合わせです。
なぜ、打ち合わせが重要かと言いますと、どんなに理想のキッチンを選んだとしても、
作業効率・導線設計の打ち合わせがしっかり出来ていないと、とても残念なリフォームになってしまうからです。
キッチン打ち合わせの確認ポイント
・机の上で打ち合わせを行わず、必ずキッチンで新しいキッチンの幅、奥行きのチェックをしましょう。
(その際に、マスキングテープなどで床に印をしておくと解かり易いです。)
・高さの確認をしましょう、キッチン下台の高さ、レンジフードの高さの確認をしましょう。
(キッチンを1番使う人の身長を考慮して高さの設定をしましょう
・作業効率・導線設計の確認をしましょう。頻繁に使う「シンク」「ガスコンロ・IH」「冷蔵庫」の3つを結ぶ線(三角導線)の距離が短いと作業効率が良くなります。
・三角導線の3辺の総和が3600~6600mmに収まるとキッチンの使い勝手がよくなるそうです。
また、食器棚、電子レンジや炊飯器などの調理家電、忘れがちなゴミ箱などの位置も重要ですので、きちんと工事をする前に位置を決めておく方が良いでしょう。
ご家族の生活リズムや家族構成によっても、まさに十人十色だと思います。
毎日使うスペースだからこそ、妥協の無いように担当者とじっくり、しっかり打ち合わせを行い、理想のキッチンを実現させましょう。