リエストでは【介護保険】を利用してリフォームを行うことができます。
一度は聞いたことがある【介護保険】について2本立てでご紹介したいと思います。
■【介護保険】とは
40歳から納めることとなる公的な介護保険は、介護が必要となった際に所定の介護サービスが受けられる保険のことをいいます。
超高齢化社会となった日本では、要介護高齢者の増加や介護期間の長期化など介護を必要とする人が増加しましたが、その反面では核家族化や介護を行う家族の高齢化が進んでいます。
保険医療サービスと福祉サービスを総合的に受けられる制度や給付金または自己負担の関係性を明確にし、社会保険方式を採用することで高齢者の自立支援を行いながら、社会全体で支え合う【介護保険制度】が創設されました。
高齢者だけの話ではありません。
介護保険には二種類あり、40歳の医療保険加入者の受給要件を満たすものであれば利用が可能となります。
実際にリフォームにおいて介護保険を利用するためには、事前に申請が必要となります。
高齢者本人の自立を支援する為の【住宅改修】は上限20万円(1割は自己負担)まで補助が受けられます。
もし転居した場合や要支援・要介護認定の区分が3段階以上上がった場合は改めて上限20万円(1割は自己負担)の給付を受けることができます。
■【給付金対象の工事】とは
ではどのような項目が給付金の対象となるのでしょうか。
・手すりの取りつけ
・段差解消
・出入口の広さを確保
・滑りにくい床材への変更
・和式便器から洋式便器への取り替え
・開き戸から引き戸への取り替え
・玄関先にスロープを新設 など
例えば、1本手すりをトイレや玄関、廊下などにつけることも対象となります。
ユニットバスへの取り替えだけでも・・・
●浴槽へのまたぎが浅くなること
●滑りにくい転倒防止の床材になること
●開き戸から開閉しやすい折れ戸や引戸への取り替え など
さまざまな項目に該当するので浴室をキレイにしながら同時に使いやすく住みやすくなりますね。
また、上限20万円までキッチリ使用しなくても、残りの分を次回に繰り越すことが出来るので安心ですよね。
では、どうやって認定を受けて、住宅改修に活用すればよいのでしょうか。
今回は介護保険についてご紹介いたしました。
次回も今回に引き続き、介護保険についてご紹介していきます。