冬になると、「お風呂が寒くてつらい」「脱衣所との温度差が大きい」と感じる人は多いもの。
実は、浴室の寒さは快適性だけでなく、健康リスクにも関わります。
今回は、お風呂の寒さを改善するための原因・対策・最新リフォーム設備を紹介します。
浴室が寒い主な原因とは?
浴室が冷えやすいのは、次のような理由が多く見られます。
● 壁や床、天井に断熱材が入っていない
● アルミサッシや単板ガラスの窓から熱が逃げている
● 床がタイルで冷たさが伝わりやすい
● 暖房設備がなく、入浴前の空間が冷えている
これらの要素が重なると、入浴時に急激な温度差が生じ、「ヒートショック」の危険もあります。

お風呂の寒さ対策6選
1. 浴室暖房の設置
スイッチひとつで浴室全体をあたためられる便利な設備。
入浴前に暖房をつけておけば、ヒヤッとした冷気を解消できます。
乾燥機能付きなら、衣類乾燥やカビ対策にも役立ちます。
ヒートショック対策としても定番の人気設備です。
● TOTO「三乾王」:浴室暖房・乾燥・換気・涼風の4役を1台でこなす多機能タイプ。
● LIXIL「換気乾燥暖房機」:タイマー設定や予備暖房機能で冬場も快適。
● Panasonic「天井埋込型換気乾燥機」:省エネ性能が高く、デザインもすっきり。
ポイント:入浴10分前に"予備暖房"を入れるだけで、体感温度が大きく変わります。

【換気乾燥暖房機の施工事例】
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2. 窓を断熱仕様に交換
浴室の熱が最も逃げやすいのが「窓」。
二重窓や樹脂サッシ、Low-E複層ガラスに交換すれば、冷気の侵入を大幅に抑えられます。
● TOTO「シンラ」シリーズやLIXIL「スパージュ」は高断熱パネルを採用。
● 壁だけ部分的に断熱パネルを貼る「部分リフォーム」も可能です。

【断熱窓の施工事例】
ヒヤッとしない暖かい浴室へ、冬が楽しみになる内窓
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3. 断熱浴槽でお湯が冷めにくい
最近のユニットバスには「保温浴槽」が標準装備のものも。
お湯が冷めにくく、追い炊き回数を減らせるので、省エネ効果も期待できます。
● TOTO「魔法びん浴槽」:4時間たっても温度低下はわずか2.5℃。浴槽周囲の断熱材と断熱ふろふたがしっかりと包み込みむ。
● LIXIL「サーモバスS」:TOTOと同じく4時間たっても温度低下はわずか2.5℃。浴槽と風呂フタのダブル保温構造でぬくもり長持ち。
● Panasonic「保温浴槽Ⅱ」:断熱材と高断熱フタで追い焚き回数が減らせて、年間光熱費を節約できる。

4. 床を断熱仕様にする
ヒヤッと冷たい床は不快のもと。
断熱材入りの「断熱床」や、足裏が冷たくなりにくい「サーモフロア」タイプにすることで快適性が大きく向上します。
● TOTO「お掃除ラクラクほっカラリ床」:やわらかクッション層で足裏も冷たく感じにくい。
● LIXIL「キレイサーモフロア」:断熱層で熱を逃がさず、汚れにも強い素材。
ポイント:滑りにくさとお手入れ性も兼ね備えた床材を選ぶと安全性アップ。
5. 壁・天井の断熱リフォーム
在来浴室の場合、壁や天井に断熱材が入っていないこともあります。
ユニットバス化や断熱パネル施工で、外気の影響をしっかりブロックしましょう。
● TOTO「シンラ」シリーズやLIXIL「スパージュ」は高断熱パネルを採用。
● 壁だけ部分的に断熱パネルを貼る「部分リフォーム」も可能です。

6. 脱衣室との温度差を小さくする
浴室だけでなく、脱衣室も暖かく保つことが大切です。
小型の暖房機や床暖房を設置することで、ヒートショックのリスクを軽減できます。
● Panasonic「脱衣室暖房機」:壁掛けタイプで設置しやすく、省スペース設計。
● コロナ「ウォールヒート」:人感センサー付きで自動オンオフ。

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まとめ
お風呂の寒さ対策は、「暖房」+「断熱」+「窓」+「温度差対策」の4点を押さえるのがポイント。
リフォームでこれらを組み合わせれば、冬でも快適で安全な浴室を実現できます。
最新のユニットバスはデザインも機能も進化しており、「寒さ対策」と「省エネ」を両立できる製品が増えています。
寒さに悩んでいる方は、リフォームでぜひ取り入れてみてください。
