トイレというと何の素材でできていると思いますか?
という質問をすれば「陶器」と答えるかたがほとんどだと思います。
陶器は一点に負荷がかかるとそこから割れてしまったり、水アカにも弱く陶器の表面に付着し、そこから菌が繁殖してしまいます。
しかしながら、生活をしていくなかで私たちが汚してしまう原因のひとつは男性の「立ちスタイル」によるおしっこの「飛び散り」です。
最近のデータによると、家での男性の小便スタイルに大きく変化がありました。(参考:パナソニック調べ)
2004年の調査時には「立ちスタイル派」が全体の70%も占めていたのですが、2015年の調査によると49%と約10年で「座りスタイル派」が急激に増加したのです。
「座りスタイル派」の男性のうち約8割が「立って用を足すと便器や床が汚れてしまう、またはそう家族から指摘があった」という【汚れ】を気にしているが故に増えてきたようです。
汚れを気にするなら自分で掃除すればいいのに、と思ってしまったわたし...。
もちろんわたしのような考えのもとで男性も「自分で掃除をしている」という方が約2割いるようなのですが、残念ながらそれは「目立って飛び散ったところのみ」掃除しているようで、ほとんどの場合は女性が掃除しているようです。
ですがやはり、7割以上の男性が本当は「立ちスタイル」で用を足したいという願望はあるようです。
そんな「立ちスタイル」でも「飛び散り」を和らげてくれる、そんな都合のいいトイレがありました!!
今回はパナソニックのタンクレストイレ「アラウーノ」のご紹介をさせていただきます。
まず注目すべき点は「素材」です。
通常のトイレは「陶器」がほとんどで、「陶器」の場合、親水性の陶器の表面に汚れが残り、水アカといとして固着した後、汚れがこびり付いてしまい雑菌が繁殖することによってぬめりや黒ずみが発生してしまいます。
そこでパナソニックは「トイレといえば陶器」という考えを見直しました。
それは水族館の水槽にも使用されている「有機ガラス系新素材」でトイレを形成することにより、はっ水性が強く表面に固着しにくいため、汚れを水滴ごと弾き飛ばすことができ、汚れもたまりにくく、常にキレイを保てるようになりました。
それだけではありません。
「アラウーノ」名前の通り、水を流すたびに便器をキレイにしてくれます。
トイレの上部に収納されている洗剤タンクの中に、市販の台所用の中性洗剤を補充することで、水を流す際にはじめに直径5mmの水の泡で大きな汚れを落とし、次に直径約60μmの洗剤入りの泡で残っている細かい汚れも落とします。
(洗浄タンクの容量は約250ml、約3か月に1回のペースで補充するようなイメージです)
普段使用するような台所用洗剤の詰め替え用の超特大サイズを買っておくと約5回分(つまり約1年以上)は持つと思いますし、業務用のものを買うともっと量があるのでおすすめです!
洗剤でアロマものを選ぶと微かに香るかと思いますので、トイレの芳香剤を使用している場合は無臭の洗剤を選ばれた方が良いかと思います。
そしてここからがもっとも重要な「立ちスタイル」でのおしっこの飛び散りを和らげてくれる3つの機能のご紹介です。
1.ハネガード
便座の開閉ボタンを押すと自動で水位が下がり、上記でセットした洗剤で「泡のクッション」を作ることによって、落下の反動で飛び跳ねるおしっこをガードします。
2.タレガード
便器のフチぎりぎりに用を足すときに垂れないように、フチが3mmほど高さがあり便器外への垂れを抑えます。
今までの陶器の便器の場合、この高さがなかった為、知らず知らずのうちにおしっこや温水暖房便座の水がフチから垂れてしまい、便器の前部分に黄ばみやシミができる原因となっていました。
3.モレガード
「2」と同じようにフチに3mmの高さがあることで温水暖房便座の使用した際に便器の内側から漏れ出すことを抑えることができるので安心です。
いかがでしょうか。他のメーカーにはない独自のトイレの素材から生み出す特殊な形状の考え尽くされた「アラウーノ」
ハネガードの泡のクッションは男性が用を足す際の音もおさえてくれるためリビングや部屋まで音が聞こえる...なんてことが気にならなくなるようです。
ちなみにPanasonicのショールームで実際にレストルームがアラウーノになっているので実際にその泡を試す事ができますよ!
これは「立ちスタイル」「座りスタイル」どちらかをすすめるものではなく、ずっとキレイを保つためには日々の週間から変えていく必要があります。
それは毎日のお手入れを女性のみならず、男性にも気が付いたらシートで拭くなど習慣づけていただき、お互いに協力していきながらずっとキレイを保っていきましょう。