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さて、今回のテーマは　「リフォームを成功させたい。どうしたらいいの？（１）」　です。

新築工事と違い、リフォーム工事は何のために行なうのかという目的をはっきりさせることが大切です。

設備機材が壊れてしまったなどの性能を維持したメンテナンスリフォームなのか？

家族構成が変わった、介護が必要、もしくは将来を見据えた間取りや設備機器移設を含んだ、大規模リフォームなのか、そして自身の人生設計と照らし合わせながら計画的に予算組を行なうことが必要です。

特にリフォーム工事の場合は、外壁、屋根工事等は、足場等を組まなければいけない為、時期を決めて一度にした方が、無駄な架設工事（目的工事を行うための準備工事）費用が効率的、効果的になります。

リフォームは、マンションリフォームと戸建てリフォームに大きく２つに分類されます。

そしてこの二つは工事計画や考え方、商品において大きく異なります。

マンションリフォームは、工事をする部分があらかじめ決まっており、お客様の専有部分のみしか工事することはできません。

ですが構造上室内には柱等は無い為、間取り変更は意外と自由にできます。

設備機器の移動は配管の制限がありますので大幅な移動は難しいかもしれませんが、マンションの管理規約と照らし合わせたり、管理組合の許可が必要なものもあったりと以外に思った工事ができないこともあります。

一方、戸建てリフォームは、工事内容自体は自由ですが、構造躯体に影響を受けることが多く（特に木造建築）構造を無視した増改築や間取りの変更は、耐震・耐久性を落とすことにつながり、住む人の安全性にも関わってきますので慎重に対処しなければ家が倒壊する恐れもあります。

また、戸建リフォームはもちろんのことですが、屋根、壁等の定期的な塗装工事などのメンテナンスリフォームも無関係に必要となります。